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費用・導入

電気錠の見積もり依頼に必要な情報とは?扉・運用・配線の伝え方

公開日 著者 エナスピレーション R&Dチーム監修 富井 宏樹(代表取締役)

目次

電気錠の見積もり依頼に必要な情報が分からず、問い合わせフォームの前で手が止まっていませんか。「オフィスの入口を電気錠にしたい」とだけ伝えると、業者ごとに想定する扉や運用が変わります。その結果、見積書を並べても比べられない状態になりがちです。

正確な金額を早く受け取るコツは、依頼する前に「扉」「運用」「電源・配線」の情報を手元にそろえておくことです。

以下の順に整理しました。

  • 見積もりの精度を左右する3つの情報
  • 扉の写真や寸法の伝え方と、運用条件のまとめ方
  • 見積書の内訳の見方と、現地調査までの流れ

電気錠 見積もり 依頼 必要な情報 - Quiet Japanese office general affairs department,

電気錠の見積もり依頼に必要な情報は「扉・運用・電源配線」の3つ

結論から言うと、見積もりの精度を決めるのは「どんな扉に付けるか」「誰がどう使うか」「電源と配線をどこから取るか」の3点です。この3つがそろえば、業者は機器の構成と工事の範囲を具体的に決められます。概算の段階でも、金額の幅がぐっと狭まるでしょう。

電気錠の費用は、本体価格よりも構成と工事の内容で大きく変わります。電気錠とは、電気の信号で施錠・解錠する錠前のことです。扉に付ける錠前のほかに、カードや暗証番号を読み取る「リーダー」、錠前への電源供給や制御を担う機器、そして配線工事がセットになります。

現場でよくある例として、「入口1カ所、カードで開けたい」とだけ伝えて見積もりを取ったところ、実際の扉がガラス製で、取り付け金具の追加が必要になるケースがあります。前提が変われば構成も変わるため、金額の出し直しになりやすいのです。

問い合わせの段階で、扉の写真を1枚も送っていなかったということはありませんか?

Q: 電気錠の見積もりを依頼するとき、最低限伝えるべき情報は何ですか?

A: 扉の種類と写真、設置する扉の数、利用人数と認証方式、電源を取れる場所の4点を伝えると、構成と工事範囲を見積もりやすくなります。

電気錠 見積もり 依頼 必要な情報 - 電気錠の見積もり依頼に必要な情報を3つの柱で整理した図。柱1「扉の情報」(扉の種類・材質・寸法・既存

扉まわりの情報は写真と寸法で伝えると早い

見積もりで最初に確認されるのは、扉そのものの情報です。

開き戸か引き戸か、両開きか片開きかで、選べる錠前の種類が変わります。材質がスチールなのか、木製なのか、ガラスなのかも重要です。枠に金具を付けられるかどうかで、取り付け方法が変わるためです。

正直なところ、言葉で説明するより写真を送るほうがずっと確実です。扉全体が写る正面の写真、錠前まわりのアップ、扉を開けた状態で枠と扉の側面が見える写真の3枚があると、業者側で判断できることが一気に増えます。幅・高さ・厚みをメジャーで測った数字を添えておくと、なお安心でしょう。

すでに電気錠が付いている扉を更新する場合は、錠前のメーカー名や型番が分かると話が早く進みます。錠前の側面(扉を開けたときに見える金属の面)に刻印があることが多いので、写真に収めておいてください。

意外に思われるかもしれませんが、「扉がどちらに開くか」も見落とされがちな項目です。たとえば廊下側に開く扉と室内側に開く扉では、付けられる金具の向きが異なります。避難経路にあたる扉では、停電時や非常時に錠がどう動くべきか(通電時に施錠する方式か、解錠する方式か)を決めておく必要があります。消防や避難に関わる扱いは、所轄の消防署や建物の管理会社に確認しておくと安心です。

テナントとして入居している方は、工事の可否を事前にビル管理会社へ確認してください。扉や枠への穴あけ、共用部での配線に許可が必要なケースは少なくありません。

Q: 電気錠の見積もりのために、扉のどんな写真を撮ればよいですか?

A: 扉全体の正面、錠前まわりのアップ、扉を開けて枠と扉の側面が見える状態の3枚が基本で、幅・高さ・厚みの寸法を添えると判断が早まります。

運用の情報が決まると、機器構成と電気錠の費用が見えてくる

扉の条件がそろったら、次は「誰が、いつ、どうやって通るのか」を整理します。ここが曖昧なままだと、業者は想定で機器を選ぶしかありません。

利用者が10人程度の事務所と、数百人が出入りする工場では、必要な機器がまったく違います。扉が1カ所だけなら単体で動くリーダーで足りることもありますが、複数の扉をまとめて管理したい場合は、扉をつなぐ制御器や管理ソフトが必要です。

見積もり依頼の前に、次の項目を社内で決めておくと話がスムーズです。

  • 設置したい扉の数と場所(入口、サーバー室、倉庫など)
  • 利用人数と、今後の増減の見込み
  • 認証方式(カード、暗証番号、QRコード、顔認証など)
  • 出るときも認証が必要か、室内のボタンで出られればよいか
  • 曜日や時間帯で通れる人を分けたいか
  • 入退室の履歴を残したいか、どこで確認したいか(社内のPC、クラウドなど)
  • 来訪者や清掃業者など、社外の人の入り方

総務の現場でよくあるのは、「退職者のカードを止めたい」「誰がいつ入ったか後から確認したい」という要望が、導入後に出てくるパターンです。後から管理方法を変えると、機器の追加や設定のやり直しが発生することがあります。最初の見積もりの段階で、管理したいことを書き出しておく価値は大きいでしょう。

認証方式で迷っている方は、「今使っている社員証のカードをそのまま使えるか」を確認してみてください。手持ちのカードを流用できれば、カードの新規発行が不要になる場合もあります。使えるかどうかはカードの種類やリーダーによって異なるため、カードの実物や型番を業者に伝えて確認するのが確実です。

あなたの職場では、来訪者が来たとき誰が扉を開けているか、決まっていますか?

Q: 入退室管理の見積もりで、運用面では何を決めておくべきですか?

A: 扉の数、利用人数、認証方式、出るときの認証の有無、時間帯の制限、履歴の確認方法、来訪者の入り方を決めておくと、必要な機器がはっきりします。

電気錠 見積もり 依頼 必要な情報 - 運用条件から構成を絞り込むフロー。「扉は1カ所か?」→はい→「履歴を複数人で管理したいか?」→いいえ

見積書の内訳と相見積もりの比べ方、現地調査までの流れ

複数の施工業者から見積もりを取ったのに、合計金額しか比べられなかった——そんな経験はないでしょうか。

電気錠の見積書は、大きく「機器費」「工事費」「設定・その他の費用」に分かれます。機器費には錠前、リーダー、電源や制御の機器、カードなどが入ります。工事費は取り付けと配線が中心で、天井裏や壁の中を通すのか、露出したモール(配線を覆うカバー)で這わせるのかによって変わります。設定費、既存の錠前の撤去・処分費、夜間や休日の作業費が別項目になっていることもあるため、何が含まれているかを一行ずつ確認してください。

相見積もりで比べるときは、まず前提条件をそろえることが大切です。同じ写真、同じ運用条件のメモを全社に渡しておけば、構成の違いが金額の違いとして見えてきます。比べる観点としては、機器の構成(何台、どの機種か)、工事の範囲、保証の期間と内容、導入後のサポート窓口あたりが分かりやすいでしょう。月額の費用が発生するかどうかも見落とせないポイントです。

一般に、現地調査の前にメールなどで概算見積もりを受け付けている業者もあります。まず概算で予算感をつかみ、候補を絞ってから現地調査を依頼する進め方なら、社内の稟議も通しやすくなります。

現地調査では、業者が扉の状態、電源の位置、配線のルート、天井裏の状況などを実際に確認します。立ち会いの担当者は、扉の写真を撮ったときのメモと運用条件の資料を手元に置いておくと、その場で質問に答えられます。ビル管理会社の担当者にも同席してもらえると、工事の可否まで一度に確認できるので効率的です。

Q: 電気錠の相見積もりでは何を比べればよいですか?

A: 同じ扉の写真と運用条件を全社に渡したうえで、機器の構成、工事の範囲、撤去や設定の費用、保証期間、月額費用の有無を項目ごとに比べると違いが分かります。

電気錠 見積もり 依頼 必要な情報 - 電気錠の導入の流れ。社内で要件整理(扉・運用・電源)→扉の写真と寸法を準備→ビル管理会社に工事可否を

Lavishで電気錠の見積もりを依頼する場合

ここからは、弊社の電気錠ブランド Lavish でご相談いただく場合の進め方です。

Lavish は、オフィスやビル、施設の入退室管理に使う電気配線式の電気錠です。ご購入は、弊社へ直接ご相談いただく方法と、お付き合いのある施工店を通していただく方法のどちらも可能です。弊社へ直接ご依頼の場合は、ご相談・現地調査・お見積りから施工まで弊社で承ります。扉への取り付けや機器同士の配線には専門の知識が必要なため、ご自身での工事はおすすめしていません。

依頼の前に何を伝えればよいか迷う方には、電気錠ヒアリングシートをご用意しています。この記事で整理した扉・運用・電源の項目に沿って書き込めるため、社内の要件整理にもそのまま使えます。

電気錠 見積もり 依頼 必要な情報 - Lavish 電気錠(オフィスの入退室管理向け)

見積もりの比較で気になる点についても、具体的にお答えできます。Lavish は日本国内の各メーカーの電気錠に対応しているため、既存の電気錠を生かした更新もご相談いただけます。全製品に2年保証が付いており、故障したときは弊社が製品の修理・交換を行います。社内のPCで管理する場合、管理ソフト Lavish Smart Access は無料でお使いいただけます(Windowsのみ)。

複数の扉をまとめて管理したい場合は、ネットワーク制御器 COA-23F/COA-45F を使う構成になります。曜日・休日のスケジュールで通れる時間帯を制限できるほか、前の扉を閉めないと次の扉が開かないインターロックなどにも対応します。詳しくはネットワーク対応制御器のページをご覧ください。

離れた拠点からも管理したい方には、COA-23F/45F にクラウドゲートウェイ GW-2 を追加し、弊社のクラウドサービス WatchKey につなぐ構成があります。遠隔での解錠・施錠や入退室履歴の確認、利用者の登録・削除ができ、WatchKey の利用料は月額0円です。機器代・施工費・回線費は別途かかります。構成はクラウドゲートウェイ GW-2のページで確認できます。

Q: Lavishの電気錠は施工まで依頼できますか?

A: Lavish は弊社への直接のご相談で、現地調査・お見積りから施工まで承ります。お付き合いのある施工店を通してのご購入も可能です。

導入までの全体像は導入の流れにまとめています。まずは扉の写真を3枚撮り、ヒアリングシートに分かる範囲で記入してから、下のボタンよりご連絡ください。

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QR codeQRコードで入退室:RER-QR3M/RER-QR2M は WatchKey(月額0円)で登録・削除、API 制御の RER-QR3M-LAN・RES-QR6M-MQTT は御社のシステムと直接連携
※機器代・施工費・回線は別途必要です。
Face顔認証で入退室:RESR-QF7-M は GW-2 につなぎ、WatchKey(月額0円)で顔を登録・削除。QRコード・カードも1台で
※機器代・施工費・回線は別途必要です。

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